しまんちゅシネマ

映画ノート

タッカーとデイル 史上最悪にツイてないヤツら


タッカーとデイル 史上最悪にツイてないヤツら
(2010年)アメリカ・カナダ
原題:TUCKER AND DALE VS EVIL
監督:イーライ・クレイグ
出演:タイラー・ラビーン
   アラン・テュディック
   カトリーナ・ボウデン
   ジェシー・モス
   フィリップ・グレンジャー
   ブランドン・ジェイ・マクラレ
   シャーラン・シモンズ
【ストーリー】
気のいいタッカーとデイルは念願だった別荘を手に入れ、休暇を過ごしにやってくるが、近くでキャンプをしていた大学生グループから人里離れた山小屋に住む殺人鬼と勘違いされてしまう。さらに、川で溺れかけた女子大生を助けたことが誤解を生み、血まみれの死人が続出する事態へと陥っていく。(映画.comより)

冒頭、田舎にキャンプにやってきた大学生のグループが
ビールを買い忘れたとやらで、ガソリンスタンドにあるコンビニにやってくる。
店には異様な雰囲気を漂わせるヒルビリーたち!

いわゆる「田舎に行ったら襲われた」型スプラッターものの、お決まりのパターンで始まる本作
違うのは、タッカーとデイルはとってもいいやつだったということ。
ところが念願の別荘(といってもあばら小屋w)を手に入れ、幸福感をかみしめるのもつかの間、
二人は森に棲む殺人鬼と勘違いされちゃったから、さぁ大変というお話。

勘違いが偶然を呼び、あれよあれよのスプラッター地獄w
『テキサスチェーンソー』あたりにオマージュを捧げた描写も満載で
ブラックだけど思わず笑ってしまうんですよね。
原題にあるEVILの正体は?という設定も凝っていて
ハラハラのサスペンスとしても楽しめました。

こんなスプラッターホラーで、バディもの、さらには青春ロマンスものとしても
面白く見せてくる映画ってそうそうないですよね。
ヒロインは可愛いし、お約束の巨乳ギャルもいますヨン。

そのうちにカルト的な人気を誇る作品になりそうな予感。
監督はこれがデビューというから楽しみ。
トマトメーター85%と評価も上々です。
お奨め!