しまんちゅシネマ

映画ノート

『イエローブリックロード/YellowBrickRoad』の邦題は?




GyaOの企画で「邦題付け放題」というのがあるのをご存知ですか?
DVDになる前の作品の邦題を公募し、最優秀に選ばれればあなたのつけた邦題がDVDになるというもの。
第一回目の作品に挙げられてるのが『Yellow Brick Road』。今ならGyaOでDVDになる前に視聴できるということなので、興味のある方はご覧ください。
残念ながらこちら(海外)からGyaOは視聴できませんが、VODにあったので観ました。
イエローブリックロード(原題)(2010)アメリ
原題:YellowBrickRoad
監督/脚本:ジェシー・ホーランド、アンディ・ミットン
出演:キャシディ・フリーマン、アネッサ・ラムジー、ローラ・ハイスラー、リー・ウィルコフ
 【ストーリー】
1940年のある秋の日、ニューハンプシャー州・フライヤーにすむ全住民が北方の森へと姿を消した。捜索隊が森に入るといくつもの凍死体や惨殺死体が発見されたが、大半の者は発見される事無く、やがて事件は闇に葬られた。2010年、ある研究グループと冒険家達が手を組み、70年前に起きた忌まわしき事件の真相を調べるために再び森の中へと入って行く・・・

という作品ですが、
冒頭から当時のニュース映像と思われる映像を映し出し、なにやら不気味な雰囲気。
研究グループのリーダーは、バーンズ夫妻の夫、テディ・バーンズ。
夫妻は何かに傷心してるようだけど、その真相は分らない。

テディが役場のような場所に行くと、小さな窓から係の男性が対応し、写真の提示を求めた後、一まとめになった書類や地図を渡してくれる。

「遅すぎませんよね」
「後2分あります」「ピクチャーショーをお楽しみください」

そんな不思議な会話の後、メンバーは集結し、北へと向かう。
ってな具合でグループの旅が始まるのですが、、




途中、メンバーは不思議な物音を聞き、徐々に神経を侵されていく。
ゆっくりと狂気を孕んでいく姿を描くサイコサスペンスという様相を呈すのだけど
これね、70年前に起きたことの真相を追う物語と観ると
最後に「いったいなんだったの???」ってなると思います(笑)

私がそうでした。

結局、これがどういう映画だったのかも分らなかったので、
ズルして、IMDbのメッセージボードを見ちゃいました。
それでようやく、あー、そういうことかと納得したんですよねぇ。

ま、映画の全容が分れば、それなりに面白かったと言えるんですが
そこに行きつくまでに苦痛を伴う映画であり、評価は別れるでしょうね。
それでも役者のパフォーマンスは良かったと思います。

私ごとですが、明日から一週間ほど日本なので、
ブログの更新をお休みします。帰ってきたらまたよろしく~。


追記:
邦題は『リクイッド・ウッズ 樹海』に決定しました。