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映画ノート

スタートレック イントゥ・ダークネス



スタートレック イントゥ・ダークネス(2013)アメリ
原題:Star Trek Into Darkness
監督:J・Jエイブラムス
出演:クリス・パインザカリー・クイントゾーイ・サルダナベネディクト・カンバーバッチジョン・チョーサイモン・ペッグカール・アーバンピーター・ウェラーアリス・イヴブルース・グリーンウッドアントン・イェルチン
日本公開:8/23
J・Jエイブラムスによりリブートされた『スタートレック』(2009)の続編ですね。
メインキャストは続投。前作から一年後の西暦2259年を舞台に新たに出現した敵と対峙するエンタープライズ号クルーの活躍を描きます。



前作で勇気ある判断力で前作で艦長となったカーク(クリス・パイン)でしたが、冒頭繰り広げられるミッションでのミスを問われ、時期尚早として早くも副官に降格(笑)
艦長の資質を問われたカークが、エンタープライズ号とクルーを守り、
本当の艦長たるために命がけの闘いに挑む・・ という作品です。



今回特に話題なのは悪役にベネディクト・カンバーバッチを起用したというところでしょうか。
残念ながら英国のTVシリーズ『シャーロック』は未見で、『裏切りのサーカス』のカンバーバッチしか知らない私には、何故彼が人気なのかわからなかったんですが、綺麗にアクションもこなす人だったんですね。

本作ではロンドンがテロの攻撃を受ける。
その首謀者 ジョン・ハリソンを演じるのがカンバーバッチ。
後に彼はその素性を明かすわけですが、、
オリジナルのシリーズを観てる方は「おーーー!」ってなるはず。
私は「聞いたことある・・」くらいで大きな感慨がなかったのが残念だったので、未見の方は公開までにシリーズ1,2くらいは観ておくことをお薦めします。

とにかく、規模がでかいですよね。
大掛かりなアクション満載、でも3Dの効果はそれほど感じなかったかなぁ。
個人的にはCGのスペクタクルにはそれほど興味ないので、映像美はホーっというくらいでしたが
意外にもカンカーバッチとの闘いが肉弾戦だったりで、アナログな部分も楽しめました。
ま、そこで助っ人よこすんなら、もっと早く投入しろよ、みたいなツッコミどころもありますが(笑)

キャストのキャラも生かされ、ユーモア溢れる台詞にも笑えたし、泣けるシーンもあり。
エンタメ作品としてトータルで満足のいく出来映えです。
通常はエンドロールの始まりと同時に席を立つ人が多いのだけど、今回はみんな静かに座ってたのは、音楽が良かったのもあるだろうな。