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映画ノート

セス・ローゲン初監督の終末コメディ『ディス・イズ・ジ・エンド 俺たちハリウッドスターの最凶最期の日』




『スーパーバッド 童貞ウォーズ』や『スモーキング・ハイなどの脚本家エヴァン・ゴールドバーグと、セス・ローゲンが共同で監督を務めた終末コメディ『This is the End』観てきました。
This is the End(2013)アメリ
原題:This is the End
監督:エヴァン・ゴールドバーグ/セス・ローゲン
出演:ジェームズ・フランコジョナ・ヒルセス・ローゲン/ジェイ・バルシェル/ダニー・マクブライド
日本公開:未定

ジェームズ・フランコ君宅のパーティにセス・ローゲンジェイ・バルシェジョナ・ヒルといった仲間たちが招かれ、楽しいときを過ごす。しかし、地球はいきなり何者かに襲われ、壊滅状態に・・。
多くが悲惨な最期を遂げる中(それぞれの死に様も笑えるww)
生き延びた数人が再びフランコ邸に集い、外の様子を窺うが・・




エヴァン・ゴールドバーグセス・ローゲンの初監督作品ということで、セスと交流のある愉快な仲間たちが本人役で総出演。こういうのは素の交友関係をのぞき見るような面白さがあるよねぇ。彼らのシモネタ炸裂の与太話に会場も大いに笑った。

目の前に突如として謎の敵が現れ、地球を襲う・・というSFアクションものは少なくないけれど
本作には軍隊も戦艦も登場しない。あくまで、人としてどう立ち向かうか、なんですね。

『ミスト』や『クローバーフィールド』などのSFアクションから『エクソシスト』まで、ホラー映画へのオマージュと思えるシーンもあり、思いのほかスペクタクルなディザスター映像も見ごたえあり。

切羽詰った状態で人の本性が現れる。
そんな中描かれる友情の描き方がよくて、終盤不覚にもホロッとさせられました。

マイケル・セラ君のいじられキャラとか、エマ・ワトソンやリアーナなど旬な女優のあれこれとか
楽しみどころを挙げるとキリがない。

日本公開は今のところ未定だけど、これは公開して欲しいですよ。