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映画ノート

ブレインデッド


1992年(ニュージーランド)監督:ピーター・ジャクソン出演:ティモシー・バルム/ダイアナ・ペニャルヴァー/エリザベス・ムーディ/イアン・ワトキン/ブレンダ・ケンドール   スチュアート・デヴァニー/ジェド・ブロフィー【ストーリー】アフリカ奥地で発見された未知の生物ラット・モンキーに噛まれたためにゾンビ化してしまった母親。息子のマザコン青年はなんとか事態の収拾を図るが、その間にも犠牲者の数は増えていく……。

ハロウィン・ホラー祭り 8本目! ピーター・ジャクソン狂気のスプラッターブレインデッド

■感想
えーっと、明日は怖いよ!と予告しながら、まだ昨日の時点で何を観るか決めてなくて
怖いもの、怖いものと考えて、これまで何度か挑戦しては敢えなくリタイアを繰り返して来た本作をチョイス。
ついに最後まで観ました。

ま、何にそんなに気合いが要るか、観た方にはお分かりでしょ。

主人公のマザコン青年ライオネル(ティモシー・バルム)の初デートを心配した母親は、息子をつけて動物園に出かけるが
檻の中のスカル島で捕獲された奇獣ラットモンキーに噛まれてしまい、次第にゾンビと化す。

一度は墓に埋葬されるものの、甦り若者を噛む。
そこからゾンビが増え続けるんですね~。



主人公のライオネルがゾンビたちを地下にかくまい、食事の世話をしたりするのが笑えるんだけど
母を一生世話することを誓った、優しいライオネルだからこそw

でもそうこうするうちに、ゾンビの間でベイビーゾンビが産まれたりして、とんでもない自体に!
ついにはパーティ会場が修羅場と化し‥

はぁ、主人公のライオネルがゾンビとのバトルを延々繰り広げる終盤は
とにかく血しぶきの嵐。使った偽血は300リットルだそうで、、いやはや壮絶。

ザコンの主人公がついに母親と闘う辺りはちょっとホロリ‥本当かよw
最後は母から自立し、一回り大きくなったライオネルの姿に(実際大きくなったのは母ですがw)
何気に清々しさを感じるのがミソですね。

ちなみに冒頭、未知の猿を捕獲するシーンに使われたスカル島というのはキング・コングが住む島とされたところで
大のキングコング狂のジャクソンらしい選択。
勿論その後の『キング・コング』(2005)もこの島での撮影だったようですよ。

スウェーデンではレンタル時嘔吐用の袋も一緒についてきたとか^^; わかる。。

ゆえにこの映画は怖いというより果てしなくグロかったです。
一般的にはかなり評価の高い作品だけど、‥私はもういいわ^^;

アボリアッツ・ファンタスティック映画祭グランプリ


★★★☆☆





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