ローラー・ガールズ・ダイアリー
2009年(米)
監督:ドリュー・バリモア
出演:エレン・ペイジ/マーシャ・ゲイ・ハーデン/クリステン・ウィグ/ドリュー・バリモア/ジュリエット・ルイス
ジミー・ファロン/ダニエル・スターン/イヴ/アリア・ショウカット/ゾーイ・ベル/ランドン・ピッグ
■感想
ドリュー・バリモア初監督作品です。
テキサスの田舎町に暮らす女子高生ブリス(エレン・ペイジ)は、美人コンテストでの優勝が娘の幸せに繋がると
信じて疑わない母親に逆らうことも出来ないまま、退屈なミスコン生活を送る日々。
そんな時“ローラーゲーム”の存在を知り、その魅力に取り付かれたブリスは両親に内緒で年齢を偽り入団テストを受けたところ、みごと合格。思わぬ才能を開花させるブリスだったが・・・
信じて疑わない母親に逆らうことも出来ないまま、退屈なミスコン生活を送る日々。
そんな時“ローラーゲーム”の存在を知り、その魅力に取り付かれたブリスは両親に内緒で年齢を偽り入団テストを受けたところ、みごと合格。思わぬ才能を開花させるブリスだったが・・・
ローラーダービーって初めて知りました。
一見スピードレースのように見えるけど、敵チームの追撃をかわしながらゴールを競うという点で
アメフトに似たワイルドな競技ですね。
スピードと小さい体を武器に一躍チームのエースとして活躍することになるブリスは
そこで初めて自分の存在価値を見出し成長していくわけですが、
映画は単純なスポ根青春ものに終わらず、娘と両親の互いの思いをちゃんと描いてるのがいいですね。
そこで初めて自分の存在価値を見出し成長していくわけですが、
映画は単純なスポ根青春ものに終わらず、娘と両親の互いの思いをちゃんと描いてるのがいいですね。
ポップなガールズムービーな仕上がりだけど、
子役として芸能界に入り、麻薬に身を落としたこともあるドリューが今この映画を撮るに至ったのは、
自分を支えてくれた両親への感謝の気持ちが込められていたのかもしれません。
子役として芸能界に入り、麻薬に身を落としたこともあるドリューが今この映画を撮るに至ったのは、
自分を支えてくれた両親への感謝の気持ちが込められていたのかもしれません。
「今までありがとう。もう大丈夫だから」
そんな声が聞こえてきそうでした。
そんな声が聞こえてきそうでした。
エレン・ペイジはやっぱり上手い。
リングネーム(?)がベイブ・ルースレスってのが笑えます。
Ruthlessというのは非情という意味で、ゲーム中は非情(ルースレス)でなきゃいけないというコーチの言葉とかのベイブ・ルースをかけてるんですね。
ちなみに、ミスコンの主催団体名として出てくるブルーボネットというのはテキサスの州花で
5月には一面をブルーに染めてとても綺麗です。
5月には一面をブルーに染めてとても綺麗です。