しまんちゅシネマ

映画ノート

再見したら『オブリビオン』が面白すぎた




『スペクタキュラー・ナウ』からはスペクタキュラー繋がり
映像と物語が壮大!ってことで、今日は『オブリビオン』。

オブリビオン(2013)アメリ
原題:Oblivion
監督:ジョセフ・コシンスキー
出演:トム・クルーズオルガ・キュリレンコモーガン・フリーマンアンドレア・ライズブローニコライ・コスター=ワルドーメリッサ・レオゾーイ・ベル
劇場鑑賞したものの、食事しながらで集中できず
結局よく理解できなかったのでDVDで再見しました。

2077年、エイリアンの襲撃により壊滅的な被害を受けた地球で
ジャック・ハーパー(トム・クルーズ)はパートナーと二人、管理タワーに暮らしている。
ジャックの仕事は自動地球偵察機ドローンのメンテナンスとパトロール
ある日、いつものようにパトロールに出かけたジャックはカプセルの中で眠る美女を発見する・・




人類が放置した地球で居残り作業をするというのは『ウォーリー』を思い出します。
さらに『月に囚われた男』に似た話であることも分かってくる。
今の時代のSFって、地球を捨てたり、移住した先のために地球を利用するというのが当たり前で
どれも似通った話になるのは無理もないですね。
だから真似っこかと思えば、原作は監督自身のグラフィックノベルで、
2005年くらいに書き始めたものらしいから、十分オリジナルなのでしょう。

ジャックはいつも、NYの雑踏から彼に微笑みかける女性(オルガ・キュリレンコ)の夢を見る。
彼女は誰なのか、そしてジャックは何故生まれてもいない昔のものに懐かしさを覚えるのか
その謎に迫るとき、私たちはノスタルジーに共感し、ラブストーリーにキュンとするのです。


ドローンという探査機も個性的で、その融通の利かなさがおもろい。
カーチェイスならぬ、ドローンチェイススターウォーズっぽいし。
地球のジャックらに指令を与えるサリー(メリッサ・レオ)に至ってはHAL9000を髣髴とさせる。
こうなったら、これは人類の進化とそれをコントロールする神の物語なのか?などなど
想像力が膨らみに膨らんじゃいましたわ。

アクションもラブストーリーも、まだまだいけちゃうトム・クルーズって
もしかしてトム49だったりする?(歳ちゃうよ)
スペクタキュラーですよね!(←無理やり?w)