しまんちゅシネマ

映画ノート

ホステル


2005年(米)監督・脚本:イーライ・ロス製作総指揮:クエンティン・タランティーノ 他出演:ジェイ・ヘルナンデス/デレク・リチャードソン/エイゾール・グジョンソン/バルバラ・ネデルヤコーヴァ   ヤナ・カデラブコーヴァ/ヤン・ヴラサーク/リック・ホフマン/三池崇史/ジェニファー・リム【ストーリー】バックパッカーをしながらヨーロッパ各地を旅行しているアメリカ人大学生パクストンとジョッシュ。道中出会ったアイスランド人オリーも加わり、刺激を求める3人の旅は次第に過激さを増していく。そんな彼らはオランダのアムステルダムに滞在中、アレックスという若者から、スロバキアのブラティスラヴァに男たちの求める快楽をすべて提供する“ホステル”があるという情報を入手。さっそくそこへ向かった3人は、やがてそのホステルにたどり着くと、相部屋のナタリーアらに期待以上のおもてなしで迎えられ、夢心地のひとときを過ごすのだが…。
■感想
クエンティン・タランティーノが総指揮を努めたことで話題になったスプラッターホラーです。
お盆に観る映画か!という気もするんですが。。^^>"

アメリカ人大学生二人+アイルランド人の若者。お気軽旅行者の3人が、快楽を求めてやってきたスロバキアで、
想像を絶する悪夢に遭遇するというお話です。


うわさのホステルには美女が一杯滞在している。おまけに部屋は美女との相部屋。
夜はそんな美女と飲んで騒いで、ベッドイン。
上手い話しには裏があるってものですが。。

お国が違えば、そんなこともあるんだろう。。なんて思わせるところがミソですね。

快楽の後に待っていたものは、とてつもない恐怖でした。
詳しくは述べませんが、とにかく痛い目に遭うことになります。
この瞬間がとにかく怖い! じわじわと差し迫る恐怖に、思わず目を背けてしまいます。
こういう見せ方は上手いですよね。さすがにタラちゃんが絡んでいるだけのことはあります。


CGになるのでしょうかね、指が切られたりするシーンもまぁ、お見事! 
でも、スプラッターを期待する人には、まだまだ物足りないところかな。


主役のジェイ・ヘルナンデスくんはアル・パチーノ主演の「カリートの道」の続編で主役をはってましたが、
こんなスプラッターホラーにも出演してるのはちょっと意外でした。
一番お気軽に見えた彼が意外にも頑張ります。


そう、この作品、結構【意外】と思えるところがあるんですね。それが面白いところじゃないでしょうかね。

助かると思ったのに、、そんなぁ。とか、あの美女たちが、、あらまぁ。とか。
はては、君らに助けられるとは思わんかったなぁ、、みたいな。


そこが、たんなるB級のホラーとは違ううまさを感じるところです。

ちなみに最近公開された続編もなかなかの評判。(評価はもうひとつのようですが)^^>"
ポスターを観る限りではスプラッターな部分に磨きがかかっているような。

ファンの要望に応えたということかもしれませんね。 私は観れないかも。(汗)



ま、とにかく。こんな怖い村はごめんだ~!!



★★★*☆