しまんちゅシネマ

映画ノート

ブルーノ

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2009年(米)監督:ラリー・チャールズ出演:サシャ・バロン・コーエン
■感想
ボラット 栄光ナル国家カザフスタンのためのアメリカ文化学習』のサシャ・バロン・コーエン
もう一つの人気キャラ、ゲイのオーストリア人セレブ評論家“ブルーノ”を解き放つお騒がせコメディ

 

これ早い話が『ボラット』の第2弾。
今回はサシャは、なんと全身を鍛え上げむだ毛も完璧に処理し、ボラットと同一人物とは思えない
ブルーノを作り出してます。もともと奇麗だったのね、その変身ぶりにはビックリ。

 

「有名になりたい」「セレブになりたい」「ストレートになりたい(ゲイだからねw)」と願うブルーノ。
しかしこのキャラがまた鼻持ちならなくてw
今回も突撃インタビューや乱入を繰り返し、アメリカそして中東でもひんしゅくの嵐を巻き起こします。
どれも一触即発なシーン満載な中、
一番緊張したのがPLO内の武装組織「アル・アクサ殉教者旅団」へのインタビューシーン。
ブルーノは組織のリーダーとされる人物に「有名になりたいから自分を誘拐してくれ」と持ちかけ、
「オサマは汚らしい魔法使いかホームレスのサンタクロースに見えるから、ヒゲを剃れば?」なんて言っちゃう@@
空気が緊迫してるっつーの。
結局組織はサシャを訴える準備があることを声明したらしいんですね。
相手は自爆テロの首謀者である過激派とあって、流石に身辺のセキュリティを強化してるらしいですが。
クワバラクワバラ。無謀でしょ。

 

ボラット』同様、数々の差別発言、ひんしゅく発言で相手の神経を逆撫で
その反応を見るのは可笑しいし、笑ってすまされるものもあるんだけど
今回は前作よりもお下劣度が増しちゃったのよね。
見てられなくて早回ししたシーンもあるくらい^^;

 

まぁ、何度も言うけど一言「ひんしゅく」な作品でした(笑)
独特のユーモアセンスなんだけどねぇ。。

 

日本公開は来年3月だそうです。

 

★★*☆☆