永遠の僕たち
ガス・ヴァン・サント監督によるピュアな青春ラブストーリーです。
永遠の僕たち(2011) アメリカ
監督:ガス・ヴァン・サント
出演:ヘンリー・ホッパー/ミア・ワシコウスカ/加瀬亮/シュイラー・フィスク/ジェーン・アダムス
ずっと楽しみにしていた本作、結局近くでかからず、DVDで鑑賞しました。
見知らぬ人のお葬式に参列するのが趣味というイーノック(ヘンリー・ホッパー)は
両親を交通事故で亡くし、自身も3分間の臨死体験をした死に取り付かれた青年。
臨死体験以来の唯一の友達が、加瀬亮演じるゼロ戦特攻隊員のヒロシ・・
へ?でしょうけど、ヒロシは幽霊なのだ(笑)
両親を交通事故で亡くし、自身も3分間の臨死体験をした死に取り付かれた青年。
臨死体験以来の唯一の友達が、加瀬亮演じるゼロ戦特攻隊員のヒロシ・・
へ?でしょうけど、ヒロシは幽霊なのだ(笑)
一方、アナベル(ミア・ワシコウスカ)は癌で余命3ヶ月。
死を受容する過程で、人は怒りも経験するけれど
アナベルは、すでに自分の死を受け入れる境地にいる女の子。
ただその前の段階が描かれていないため、観る人によっては非現実的に感じるかもしれないね。
死を受容する過程で、人は怒りも経験するけれど
アナベルは、すでに自分の死を受け入れる境地にいる女の子。
ただその前の段階が描かれていないため、観る人によっては非現実的に感じるかもしれないね。
死を受容したアナベル。それでも不安に心が揺れることはあるけど、
彼女が求めていたのは、余命をしっかり生きることだったんでしょう。
イーノックが最後に涙をこぼすシーンで、
ヘンリー君はきっと、闘病中の父ホッパーを思っていたことでしょうね。
ヘンリー君はきっと、闘病中の父ホッパーを思っていたことでしょうね。
死にいく者、残される者それぞれの悲しみと再生を描いたピュアな作品でした。
ヒロシのサブストーリーには、戦死者へのリスペクトと哀悼を感じますね。
ん、これはやっぱり好き。