しまんちゅシネマ

映画ノート

アポロ18


 
公式にはアポロ17が最後の月着陸ミッションだったとされているが
実は翌年アポロ18号も月に行っていた!
伝説の都市伝説の謎に迫る、SFホラー作品です。
 
アポロ 18(2011) アメリ
監督:ゴンサーロ・ロペス=ガイエゴ
出演:ウォレン・クリスティ/ライアン・ロビンズ/ロイド・オウェン

月面着陸を果たしながら、地球に帰還することのなかったアポロ18号
しかしNASAは、アポロ18号のミッションはキャンセルされたとし 全てを闇に葬り去った。
宇宙飛行士たちに何があったのか?
 
なーんて話で、興味そそられたんですが、あまり良い評判を聞かなかったので劇場鑑賞をスルーし
DVDでお家鑑賞とあいなりました。
 

コンセプトは面白いですよね。
本作は、残されたフィルムから、驚愕の真実を知ることになるというもので
いわゆるモキュメンタリースタイルの作品です。
 
SFホラーってところで、予測がつく方もいるかと思うけど
クルーは月で思わぬものに遭遇するわけ。
ま、自転車に乗ったおばちゃんに遭遇する  わけないですよね(笑)

パラノーマル的に、カメラの中でうごめく何かにドキッとしたり
段々にあるものの正体が判るまでの過程の不気味さがいい。
一瞬にしてクルーを襲う、「何か」に思わず「ヒ!」ってなることもあり
世間の評判から、ハードルを下げていたので、思ったよりも楽しめました。
 


監督はスペインのゴンサーロ・ロペス=ガイエゴ
製作に『ウォンテッド』のティムール・ベクマンベトフが関わってます。
無名の俳優を使って、リアリティを出してますが
それが裏目に出たか、キャラが生きてこないため、
ドラマに深みが出ないのが残念なところ。
 
NASAの判断、クルー同士の友情と葛藤など
もう少し面白く描くことも出来る題材だろうと思うのだけど
それだと既視感ありありになるかな。
 
タイトルから『アポロ13』のような感動宇宙ものを期待すると失敗します。
私が邦題をつけるなら、
『パラノーマル・エイリアン  -そしてゾンビー』
ヾ(*>∀<)ノ゙キャハハッ ひどすぎる~w