しまんちゅシネマ

映画ノート

ウェス・クレイヴン’s カースド


さて、ジョニー・デップの共演者は?と聞かれたら皆さんはどう答えますか?
そうですね(←強引)、「アダムス・ファミリー」で共演した…あ、これはしてない?^^;
スリーピー・ホロウ」や「耳に残るは君の歌声」で共演したクリスティナ・リッチ
思い浮かべる人が多いでしょう。

今日はそんな彼女の最新作のご紹介。

2005年(米)監督: ウェス・クレイヴン   脚本: ケヴィン・ウィリアムソン 出演: クリスティナ・リッチ /ジョシュア・ジャクソン /ジェシー・アイゼンバーグ     ジュディ・グリア / ポーシャ・デ・ロッシ 【ストーリー】満月の夜。ロサンゼルスのTV局に勤めるエリーとその弟ジミーは愛犬ジッパーとともにマルホランド・ドライブを走行中、突然何かがフロントガラスに衝突し、はずみで対向車に激突してしまう。その後、エリーとジミーは何者かに襲われ、対向車の女性は惨殺死体となって発見される。この夜を境に、姉弟は自分たちの身体を不思議な能力に支配され始める。驚異的な身体能力とセクシーな魅力を発揮するようになった2人だったが、やがてそのパワーはますます制御不能になっていく…。

■公開時コピー
ついに呪い(カースド)は加速する!

■about movie
エルム街の悪夢」「スクリーム」のウェス・クレイヴン監督作。謎の獣の呪いにかかった姉弟が制御不能のパワーに翻弄されながら呪いを解くために苦闘する姿を描いた青春ホラー・サスペンス。

■感想
まず、青春ホラーサスペンスって何?(笑)
クリスティナ・リッチ主演でもって、いまさら青春はないだろ。っていうのが最初の感想です(笑)
でもって、これジャンルも間違ってます。
呪い(カースド)っていったら確かに恐そうなんですけど、これ「狼人間の呪い」なんですって。
もうその時点で「はれ?」でしょ。
で、極めつけはその狼人間の姿。CGが漫画チック。これは「スクービー・ドゥー」あるいは
「マスク2」で凶暴化した犬みたいな顔なんですよね。恐くないって!!

物語自体も狼人間に傷を負わされた兄弟二人がだんだん狼人間になっていく。
それを食い止めるには狼人間を探し出して殺しちゃえ!って感じです。
陳腐でしょ~。

影から「バーッ!!」だったり大きな音がしたりの、恐がらせタイプのホラー。
いやー、やっぱりこれはもうコメディですね。
強いて恐かったといえばクリスティナのギョロ目とおでこ。さすがホラーの女王



良かったのは弟役を演じたジェシー・アイゼンバーグ(「ビレッジ」)。
最初はとってもオタクっぽいカッコ悪い子だったのに、だんだんとイケメンになってたし、
この映画のコメディ的なトーンを一番理解してる感じで絶妙のキャラでした。


肝心のクリスティナはもう一つかなー。
あ、キャリア・ウーマン的な彼女は初めてみました。でも仕事してる場面はなかったような…



久しぶりにくだらん映画観ちゃったなー。そんな作品でしたけど、何か?  (^^ゞ


★★☆☆☆