しまんちゅシネマ

映画ノート

アンフォゲタブル


1996年(米) 監督: ジョン・ダール 出演: レイ・リオッタ /リンダ・フィオレンティーノ /ピーター・コヨーテ /クリストファー    ・マクドナルド /デヴィッド・ペイマー【ストーリー】検死官のクレイン(レイ・リオッタ)は、襲撃されたドラッグストアで犯人の遺留品を発見した。それは、1年前、妻が殺されたときに現場に落ちていたのと同じ。妻を殺した犯人と同一人物!と直感したクレインは刑事に報告するが、犯人は一向に捕まる気配がない。そんなとき、クレインは、「死者の脳脊髄胃液を使って記憶を移植するとする、脳医学者マーサの画期的な研究のことを知る。犯人探しのため妻の脳髄液を自らの身体に……。
■感想
「家にある未見のビデオを観ようかなシリーズ」に突入です。
この作品、多分「アンタッチャブル」と間違えて録画して、そのままお蔵入りになっていました(笑)

他人の記憶を移植することにより、殺人事件の犯人を追うというお話。
SFチックなサスペンス、スリラーです。

愛する妻を殺した犯人をどうしても突き止めたい。
命も顧みず、人体実験にも入っていない未完成の研究にすべてをかけるクレイン。
ズタズタになりながら、頑張る姿が泣けるねー。

突っ込みどころは満載です。
脳脊髄液と誘発剤で記憶が移植される・・・。あり得ない!
髄液を注射する際、駆血帯を縛ったまま注入。。。あり得ない。

リアルに妻の記憶の追体験をするクレイン。
最初はこれですぐに犯人を捕まえられると思ったのに。意外にも話が複雑。
一筋縄ではいかない。
しかもなんせレイ・リオッタですから。途中から、「やっぱりチミが犯人??」って思えたり。

でもね~、有名どころは数名しか出てない(私が知らないだけ?)から
誰が犯人か、最初から検討ついちゃったやねw 


そんな、こんなですけど、ラストシーン「アンフォゲタブル」の音楽がかかると、なんだか、ジーン。
切ないリオッタも悪くないぞと思うのでした。



★★★*☆