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映画ノート

愛と死の間(あいだ)で

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1991年(米)
監督:ケネス・ブラナー
出演:ケネス・ブラナーエマ・トンプソンアンディ・ガルシアデレク・ジャコビハンナ・シグラ	
   ロビン・ウィリアムズ/ロイス・ホール/リチャード・イーストン/ジョー・アンダーソン/パトリック・モンテス
【ストーリー】
私立探偵のマイクはある日、修道院に世話になっていた、一人の記憶喪失の女の面倒を見ることになる。催眠術により彼女の失われた記憶を調査する一方で、いつしか互いに惹かれ合うようになる二人だが、やがて前世で両者の間に繰り広げられた惨劇を知る……。(allcinema ONLINE

  お盆だから スピリチュアル!3本目 リインカーネーション『愛と死の間で』

 

今日はケネス・ブラナー監督、主演の生まれ変わりもの。
40年の時を越えて、輪廻転生が巻き起こす事件を描くサスペンスミステリーです。

 

これタイトル検索すると『愛と死の間(はざま)で』というアンディ・ラウ主演の香港映画にぶち当たるんだよね~。
こちらは亡くなった妻の心臓を移植された女性との、不思議なロマンスを描いた作品みたいだけど、
似た邦題つけるのやめようよ。紛らわしい~^^;

 

というのは置いといて。。

 

本作は記憶喪失の女(エマ・トンプソン)の面倒を見ることになったある私立探偵(ケネス・ブラナー)が、
女の過去に関わっていくうちに40年前の事件との不思議な関係に気付きます。

 

その事件というのはある男(ケネス・ブラナー2役)が妻(エマ・トンプソン2役)を惨殺したというもの。
男は死刑になる前に「妻を殺していない。妻をずっと愛し続ける」という言葉を残すんですが、、

 

記憶喪失の女の現在に生きるエマは、この男に鋏で殺される悪夢にうなされるんですね~。

 

エマは殺された妻の生まれ変わり?
そしてどうやらケネス・ブラマーもこの40年前の事件に前世で関わっているようだ。ということがわかり‥

 

輪廻転生によって悲劇は繰り返されるのか!!?? と思いきや
そこに40年前から引きずってる愛憎も加わってかなり複雑な展開。

 

輪廻関連映画って無理矢理なところがあるけど、本作はホラー仕立てでなく、二転三転のスリラーとしても
時代を超えての大ロマンスとしても楽しめました。

 

ケネス・ブラナーエマ・トンプソンは当時本物の夫婦だったんですね。
モノクロで描かれる前世の二人のラブラブぶりはリアルでした。

 

共演にアンディ・ガルシアロビン・ウィリアムズなども。
なかなか楽しめましたよ。


★★★★☆