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映画ノート

クリスマスに届いた愛<未>


1985年(米)監督:フィリップ・ボーソス出演:メアリー・スティーンバージェンハリー・ディーン・スタントン/ゲイリー・バサラバアーサー・ヒル/エリザベス・ハーノイス/サラ・ポーリー【ストーリー】亭主は会社をクビになり、年内にも会社所有の家を出なくてはならない一家の主婦ジニー。彼女は決して“メリークリスマス”と口にしない疲れた女性だった。そんなある夜、サンタクロースに手紙を書いた娘のアビーはポストへ手紙を投函しようと外に出る。するとテンガロンハットの謎の男ギデオンが現れ、母親を元気にする手伝いをしてほしいと頼まれる。しかしジニーは娘の話を聞こうともしなかった……。

黒く塗りつぶせ!サラ・ポーリー。 ちょっと早いけど『クリスマスに届いた愛』

■感想
【黒く塗りつぶせ!】 久々です(笑)
これは4歳から子役として仕事を始めたサラ・ポーリーが6歳で映画デビューを果たした作品です。


これ、ディズニー映画なんですね。まさにクリスマスにふさわしいファンタジー映画。

スーパー店員の主婦ジニー(メアリー・スティーンバージェン)は、最も多忙を極めるクリスマスが嫌い。
決して悪い人ではないんだけど、日々の生活に疲れ、心に余裕がないのです。

「メリークリスマス」と口にしないママを心配する娘ちゃんが可愛い~。
で、この娘ちゃんがサラかと思いきや、サラはそのお友達の役でした。
子供にしてはキャピキャピ度が足りない感じがサラらしい(笑)



これ途中まで、あまりに可哀想すぎるお話になっていくんですけど、
そこはディズニー映画。最後には静かな感動が待っています。

本物かしらと思うようなサンタや、サンタさんの奥さんも登場。
クリスマス前で忙しいサンタさんちのプレゼント工場も出て来ますw
そして、娘ちゃんを導く天使役に『パリ、テキサス』のハリー・ディーン・スタントンなんですね。
木の上にいるところが笑えます(笑)



ファンタジーあり、時空ものの要素あり。

時に人は自ら不幸を招いてしまうこともある。
ちょっと心に余裕をもって、人の気持ちを分ってあげることができたなら、、。
幸せは自ずとやってくるんだよ。そんなメッセージも込められた素敵な作品でした。

勿論ベタではありますが、クリスマスの時期にこそ見て欲しいファミリー映画です。



★★★*☆


ところで、
今年も恒例のダラスシンフォニーの演奏を聴きにいく予定にしてますが、今年はちょっと早め。
ポップな曲が演奏されたり、映画の一こまも登場するようなんですが、その映画が『素晴らしき哉、人生!』なんです。
実はこれ未見。クリスマス前に観ようと思っていたのですけど、早めに観なければ。

ということで、クリスマス映画特集を来月早々に開始します。

お好きなクリスマス映画は何ですか?

お薦めのクリスマス映画あったらおしえてくださいね!!