しまんちゅシネマ

映画ノート

サンゲリア


 
ではではではではでは(早口でサムソンさん風に)w
今日からハロウィン・ホラー特集 前半戦に突入します。
 
まず、トップバッターは、やっぱりこれっしょ。
イタリアの巨匠ルチオ・フルチ監督のゾンビ映画サンゲリア』!
 
サンゲリア(1979) イタリア/アメリ
監督:ルチオ・フルチ
出演:イアン・マカロック/ティサ・ファロー/リチャード・ジョンソン/オルガ・カルラトス/アウレッタ・ゲイ
ニューヨーク湾内
警備船隊員が、漂流中のクルーザーを発見
ボーナスを頂戴できるかも、などと美味しい気持ちで踏み込んだ二人だったが
無人と思われた艇内には、ゾンビがひとり潜んでいた!
 
観ました、観ました~。
いや~、イタリア発の人気ゾンビものってことで
結構構えてたんですが、意外にのどかな作品でしたね(笑)
 
ここに登場するゾンビくんたちは、腐乱が進み汚いです。
目の穴に虫を飼ってるやつもいたりしてねw
SHIGEさんち風に分類するならば、ノロノロゾンビ。
だけど内股じゃなく、むしろ外股なのね。お国の違いでしょうか(笑)
 
で、彼ら、脳みそはほぼ機能してない様子で
あるのは、「そこに人がいるから食らう」 という本能のみ
でも、、、
サメでもいいんかい! !Σ( ̄∀ ̄:
 

噂のサメとゾンビの海中格闘には大うけでしたね~。
サメもめちゃめちゃ迷惑そうだったし(笑)
ゾンビって息してないから、水中も平気なんだ!というのは新しい発見。
ってか、どうやって撮影したのか、気になりますわ。
 
もひとつの目玉は まさに木片による目玉突き刺しねw
犠牲者は美しきドクター婦人。
あれも「来るぞ来るぞ」的な演出が、実にお見事。
シュバっ!と刺さる感じじゃなく、
ブシュシュシューーーーーっだったのも素敵。
 

 
ヒロイン、ティサ・ファローミア・ファローの妹さんなんですってね。
こうして見れば確かに似てますね。ティサにミア、猫姉妹みたいだけどw
 
それにしても、ゾンビって一人だとそんなに怖くないけど
だんだんに仲間を増やし、しまいには集団で襲ってくるから
やっぱり敵わないんだよね。
喉から血が噴出したり、皮を引き剥いだり、お食事シーンもあり
クライマックスのゴアはなかなかのもの。
 
ゾンビファンに人気なのも納得でした。