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映画ノート

ホーボー・ウィズ・ショットガン


 
フェイク予告編を長編映画化した『マチェーテ』に次ぐ第二弾
ルトガー・ハウアー主演のウルトラバイオレント・アクションです。
 
ホーボー・ウィズ・ショットガン (2011) アメリ
監督:ジェイソン・アイズナー
出演:ルトガー・ハウアー/グレゴリー・スミスモリー・ダンズワース/ブライアン・ダウニー
 
ショットガン繋がり~ってことで観たのだけど
これは『グラインドハウス』公開時のプロモーション企画「フェイク予告編コンテスト」で
大賞を受賞した作品を、長編映画化したものなんですって。
 

タイトルのホーボーというのは流れ者という意味があるらしい。
列車に乗って、街から街へとさすらうホーボー(ルトガー・ハウアー)が
暴力に支配されたホープタウンで、ショットガンを手に犯罪組織に立ち向かう姿を描く作品です。
 
 


とにかくね、流石にロドリゲスのおめがねに敵った作品ですよ。
暴力描写が半端ない!
始まって5分くらいで、もう観るのやめようと思ったのだけど
ルトガーさん演じるホーボーと娼婦アビーの交流が微笑ましくてつい観ちゃいました。
 
ブレードランナー』から29年。
ルトガー・ハウアーはいいオヤジになってたけど、
とっても人間らしい表情を見せてくれてて、なんだか嬉しくなっちゃいました。
ホームレスとなってしまったけど、芝刈り機を買って芝刈り代行の仕事を始める夢を捨てていない。
芝刈り機を買うために、屈辱に耐え、小銭を稼ぐホーボーだけど・・・
怒らせたら怖いよ!っちゅうの。
まぁ、とんでもない残酷シーン満載で流血も半端じゃないですから
ゾンビ映画でも観るくらいの覚悟で見ちゃってくださいな。
 

役のモリー・ダンズワースが掃き溜めに鶴の存在感でよかった。
ルトガーさんがアビーの家でひと時の幸せを感じるシーンなど
ほっこりできるシーンが挿入されるのが救いでした。
 
日本公開は11/26~
 
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  さんきゅ
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