しまんちゅシネマ

映画ノート

チャールズ・ブロンソン『狼よさらば』




勝手録画含めTiVoの録画数280本、いつのまにか容量の87%を使用中につき
頑張って観て消化していかないといけません。
ということで、今日は大昔に観て記憶も曖昧だった『狼よさらば』を観ました。
狼よさらば(1974)アメリ
監督:マイケル・ウィナー
出演:チャールズ・ブロンソンホープ・ラング、 ヴィンセント・ガーディニア、 スティーヴン・キーツ、 ウィリアム・レッドフィールド、 キャスリーン・トーラン
 チャールズ・ブロンソン演じる主人公が強盗に妻を殺され、娘を廃人同様にされたのをきっかけに、
自ら銃を手に夜の街に繰り出し、街のチンピラどもを処刑していくという自警もの。
後のビジランテものに「狼」と付くのはこの影響でしょうね。

 冒頭のハワイのシーンで、妻とのラブラブぶりを見せ、突然愛するものを失った男が怒りの矛先を街にはびこるチンピラに向ける。ブロンソンの、寡黙ながら執拗な処刑人ぶりはとても平凡な一般人とは思えませんが、渋かっこいいからよしでしょう。

 対する警察の対応もちょいと粋ですね。
ビジランテを治安向上に利用するなんて実際にあるんだろうか。
普段は渋いブロンソンがちょっとお茶目に決めて
次はシカゴを舞台に大暴れするのを仄めかすラストも上手い。

あ、でも次の作品は『ロサンゼルス』?なんでやねん~^^;
チンピラの中に蝿男になる前のジェフ・ゴールドブラム発見!