しまんちゅシネマ

映画ノート

ゴースト・エージェント R.I.P.D.



ゴースト・エージェント R.I.P.D.(2013)アメリ
原題:R・I・P・D
監督:ロベルト・シュヴェンケ
出演:ライアン・レイノルズ/ジェフ・ブリッジズ/ケヴィン・ベーコン/メアリー=ルイーズ・パーカー
日本公開:10/18
R.I.P.いうのは有名人が亡くなったときなどによく目にすると思うんですが
Rest in peace 安らかにお眠りください という決まり文句ですね。
本作はあの世に存在する警察署R.I.P署“R.I.P.D.”で、成仏できないゴーストたちを取り締まるエージェント・コンビの活躍を描く作品。




殉職してしまった警官ニックを演じるのがライアン・レイノルズ
優秀な彼は“R.I.P.D.”にスカウトされ、ベテランエージェント、ロイ(ジェフ・ブリッジズ)と組んで悪霊たちを退治することになる・・。
まぁ、その発想が面白いですよね。
R.I.P.D.のエージェントたちは、全員殉職した警察官たちで、なんじゃそりゃなことになっても
使命感で押し切るあたりもおかしい。
現世では彼らの姿はこう、、という見せ方も面白いんですが
さんざん予告で見てたので、そこで爆笑にはなりません。

RED』の監督ということで、アクションを基調にしてるんですが
完全にファンタジーな世界を描くゆえ、まだまだ頑張れる年寄りCIAのバタバタ以上にハチャメチャな展開で、街を破壊しまくるど派手なアクションにもポカーン・・

くだらなくて寝ちゃいそうになるところ、ボストンが舞台と知って、ようやく興味を持続できました(笑)
アメコミの映画化ってことなので、仕方ないかな。

ニックは愛する妻をこの世に残していて、切ない夫婦愛の話もあり。
そこに元同僚役のケヴィン・ベーコンが絡んでくるという
あの世とこの世の三角関係か、ってな風でもあるんですけど・・
いやはや、ベーコンさん。
ベテランになっても、ドラマで売れても相変わらずやってくれます(笑)
いつまでもこのスタンスでファンを楽しませて欲しいですねw
『RED』にも出演のメアリー=ルイーズ・パーカーが一見若くて誰か分からなかったけど 映画にシニカルかつコミカルな味付けをする、ナイスなキャラでした。
誠実なライアンも、スプーキーなジェフ・ブリッジズも悪くないんだけど
内容がナンセンス過ぎて大人の観賞には耐えません。