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映画ノート

【映画】スターター・フォー・テン(原題)

 
英国男優総選挙、投票結果がついにサイトで発表になりました!

ふむふむ、なるほどー。


トムヒ二連覇ならずでしたが、コリン・ファースの一位も嬉しい。
トムハもようやくトップ10にこぎつけましたね。

さて、今日は日本未公開の英国産コメディで3位のジェームズ・マカヴォイと、7位フィニッシュのベネディクト・カンバーバッチのふたり斬り・・にするはずだったけど、50人斬りが怪しくなったので延べ人数でカウントすることにしますww
前出のドミニク・クーパーチャールズ・ダンスさん加えて4人斬りだよ!!(笑)

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スターター・フォー・テン(原題)(2006 イギリス
原題:Sterter for Ten
監督:トム・ヴォーン
脚本:デヴィッド・ニコルズ
出演:ジェームズ・マカヴォイアリス・イヴレベッカ・ホールドミニク・クーパーベネディクト・カンバーバッチ

【あらすじ
晴れて大学一年生になったブライアンはクイズ部に入部。憧れの大学選手権を目指すが・・



【感想
大学生活を始めた主人公の恋や挫折を描く青春コメディです。

タイトルのスターター・フォー・10というのは映画の中で大学クイズ選手権で司会者が使う有名なフレーズで、
「まずは10ポイントから」ってところかな。
このタイトルは新しい岐路に立ったブライアンの、人生の始まりを意味してもいるんですね。

大学生役にはやや歳のいったマカヴォイだけど、イノセントな若者を純粋に演じて違和感を感じさせません。
女の子と出会ったり、勉強以外のことを学んだり。80年代を舞台にしてることもあって
音楽にしろ、服装にしろ何か懐かしい感じ。

親元を離れるのは不安になるものだけど、それは親も同じ。
ブライアンと別れるときいつも「新鮮な果物を食べてね」と言うお母さんの気持ちわかるな。
でも若ものに失敗はつきもの。
失敗してもそれを生かして、次に頑張ればいいんだと、タイトルの意味含めそういう映画でしょう。

終盤挫折を乗り越え、友情を修復し、新しい恋に向かうブライアンに、地味に気持ちが高まりました。
80年代映画テイストなのもよかった。


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共演はブライアンが入部するクイズ部の部長パトリックに当時30歳のカンバーバッチ。
卒業生なのに部に所属し、選手権に挑戦し続けてるというから迷惑極まりないw
KYで几帳面なキャラで笑わせてくれるベネさんは流石のコメディセンスですわ。

核反対など社会的な活動にいそしむ女性に、本作が映画デビューとなるレベッカ・ホール
ブライアンの田舎の友人にドミニク・クーパー
チャールズ・ダンスさんはアリスのお父さん役で出演してます。





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田舎の同級生