しまんちゅシネマ

映画ノート

ジュリエットからの手紙


Cinema de しりとり 14回目 【じ】

今日は『トゥリーズ・ラウンジ』から繋がって、「じ」で始まる映画
ロミオとジュリエット』の舞台となったヴェローナのジュリエットの生家では
ジュリエットに宛て、恋の悩みを綴った手紙を壁に貼ると、
ジュリエットから手紙が届くという観光スポットがあるんですって。
本作は、ジュリエットからの手紙が導いた感動の実話を基にしたラブ・ストーリーです。

 
ジュリエットからの手紙(2010)アメリ
監督:ゲイリー・ウィニック
出演:アマンダ・セイフライドクリストファー・イーガンガエル・ガルシア・ベルナルフランコ・ネロ
    ヴァネッサ・レッドグレーヴマルシア・デボニス

 
■感想
ニューヨークで雑誌の調査員をしているソフィ(アマンダ・セイフライト)は、
恋人のヴィクター(ガエル・ガルシア・ベルナル)と婚前旅行に
イタリアのヴェローナにやってくる。
ところがレストラン開店を控えているヴィクターは食材探しに夢中
仕方なく一人観光スポットめぐりをするソフィは、
ジュリエットの生家の壁に残された、古い手紙を見つけます。
それは50年前にイタリアを訪れ、イタリア人男性ロレンツォと恋に落ちたイギリス人女性クレアからのもの。
ソフィがその手紙に返事を書いたことから、クレアが孫を伴ってイタリアを訪れ、
50年前の恋人を探す旅が始まるんですね。
 

ソフィの書いた手紙は、クレア(ヴァネッサ・レッドグレーヴ)に勇気を与え
ロレンツォ探しの旅を通し、ソフィは自分自身の恋を見つめなおすことになる。
自分らしくあるために、自分に正直に答えを出していくソフィが素敵でした。
ロミオとジュリエット』のバルコニーを使った演出もロマンティックだし
これは乙女心をくすぐりますね。

そして、なんたって出演者が魅力的。
クレアの孫チャーリーを演じたクリストファー・イーガンは初めてみた役者さんだけど、ヒースに似てない? 
最初はいやな奴かなという演出だけど、だんだん可愛くなってくる。
ほのぼの応援したくなるタイプですね。
ヴァネッサのうまさは言うまでもなし。
ロレンツォを演じたフランコ・ネロは、実生活でも長年連れ添ったパートナーで
2008年に結婚したヴァネッサの夫なんですってね。
ハイテンションのガエル君の口癖「win-win」もお気に入り(笑)
 
いつもラジオで聴いてるお気に入りの曲が、挿入歌で使われてるのも嬉しかったよ。
 
 

次は「」から始まる映画です。ミーンミーン せみ入りアイス・・(¨д¨;;)エェ...