しまんちゅシネマ

映画ノート

ヘルハウス


体感温度を下げろ! 納涼ホラー祭り 4本目
お盆ですね~。
ご先祖様を迎えるときでもあるので、何か心霊ホラーを なんて考えてはみたものの
和製ホラーがとにかく苦手で(^~^;)
アメリカンなものならだいじょうびってことで
今日は、リチャード・マシスン原作、ジョン・ハフ監督の伝説のオカルトホラー『ヘルハウス』観ました~。
ヘルハウス(1973)イギリス
監督:ジョン・ハフ
出演:ロディ・マクドウォール/ゲイル・ハニカット/クライヴ・レヴィル/パメラ・フランクリン/ローランド・カルヴァー
 
アメリカンホラーかと思ったら、英国ものだったのね(笑)
4人の男女が“地獄邸(へルハウス)”と呼ばれる古い館の調査のために集まった。
死期の近い金持ちの依頼者が、霊魂の存在を知りたいから「ヘルハウス」に行って調べて欲しいと
物理学者バレット博士(クライヴ・レヴィル)に依頼したのだ。
屋敷にやってきたのは、バレット博士とその妻(ゲイル・ハニカット
博士の雇った若き霊媒者のターナーパメラ・フランクリン)と、
前回のヘルハウス調査で唯一生き残ったフィッシャー(ロディ・マクドウォール)の4人。
物理学者であるバレット博士は、報酬目当てで仕事を引き受けたものの
霊魂の存在など信じちゃいなくて、霊とコンタクトしてしまうターナーとは、ことごとく対立
しかし屋敷では次々に怪奇現象が起こり・・・という話。

空気の重さを感じる奥行きのある屋敷の映像が、まず雰囲気を盛り上げますね。
最悪とされるヘルハウスで起こることは、意外なほど普通の超常現象(言ってることが変だけどw)で
霊も殆ど姿を現さない。
だけど、家に取り付いた魂は確実にメンバーを襲い、だんだんに追い詰められる感じがいいね。

↑CG満載の映像に慣れてしまった今だからそんなに感動もしないけど、当時は衝撃的だったかな。

でも色々につっこみどころもあったねw
まず、前回の経験から、ただ屋敷から出ることを提案するフィッシャーは何しにきたのかなぁ。
最後、霊の身体的弱点を暴くところも、そりゃないぜみたいなw。
 

今回主な目的は映画大好き人間さんの女神パメラ・フランクリン嬢を見ることでもあったんだけど
パメラ嬢の意外なほどの勝気な霊媒師ぶりにもウケました。
ってか、さすがS ドMの映画ちゃんらしい(笑)
それにしても、伝説のホラーの締めが
バルサンによる霊魂退治だったのはびっくりしたなぁ。
ゴキブリかい!? とつっこんだのは私だけではないはず。
 
いろんな意味で楽しめましたが、怖くはなかったよ~