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映画ノート

ワン・デイ 23年のラブストーリー


 
今日からちょっぴりバレンタイン特集ね。
まずはアン・ハサウェイジム・スタージェス主演に、23年の愛を描くラブストーリー
デヴィッド・ニコルズのベストセラー小説の映画化で、監督は『17歳の肖像』のロネ・シェルフィグ
原作者が脚本を担当しています。
 
ワン・デイ 23年のラブストーリー(2011) アメリ
監督:ロネ・シェルフィグ
出演:アン・ハサウェイジム・スタージェスパトリシア・クラークソン
   ケン・ストットロモーラ・ガライ/レイフ・スポール
 

大学の卒業式で出会ったエマ(ハサウェイ)とデクスター(スタージェス)は
一夜をともにするも、恋人とはならないまま
この日を記念日として年に一度再会することを約束する。
性格も階級も違う二人は、それぞれの人生を歩むのだけど
貧しいながらも作家を目指し堅実に生きるエマに対し、
華やかなショービズの世界に入ったデクスターは次第に身を落としていく。
すれ違いを重ねるままに、20年の時が流れ・・
 
って、長すぎるわ!
 


映画のタイトル、ワン・デイというのは、年に一度再会する「記念日の一日」という意味と
いつの日か二人が結ばれるときという「未来のいつか」の
二つをかけてるのかなぁと思いながら観てました。
 
途中、デクスターは酒やヤクにおぼれ、両親からもエマからさえもダメだしを食らいます。
正直エマはデクスターのどこを愛したんだろうと思ったのだけど
最後の最後になって、二人には大切な思い出となる「一日」があったのだと知ることになりました。
運命に導かれた二人だったのに、時間がかかりすぎたよねとなんとも切ないんですけどね。
 
全てを失ったデクスターが、終盤父親と静かに語りあうシーンが好き。
 
バレンタインデーにと選んだ作品だったけど
ラブストーリーと言うよりは、
デクスターが、あるべき自分にたどり着くお話し として観た方がいいのかもしれません(汗)
 
日本公開難しいかも~と思ったら、6月に公開されるようです。