しまんちゅシネマ

映画ノート

ロッキー・ホラー・ショー

ザ・パークス・オブ・ビーイング・ア・ウォールフラワー』の映画の中に舞台版『ロッキー・ホラー・ショー』が登場し、舞台のバックスクリーンにこの映画のシーンが流れてました。サランドン姐さん若い!






ロッキー・ホラー・ショー(1975)イギリス
原題:The Rocky Horror Picture Show
監督:ジム・シャーマン
出演:ティム・カリー、 バリー・ボストウィック、 スーザン・サランドン、 リチャード・オブライエン、 ジョナサン・アダムス 、ミート・ローフチャールズ・グレイ


恩師スコット博士に婚約の報告をしようと出かけた恋人同士のブラッド(バリー・ボストウィックとジャネット(スーザン・サランドン。しかし、嵐の中、道に迷った山中で車がパンクしてしまう。電話を借りようと近くの古城を訪ねるが、そこでは目を疑うような奇怪なパーティーが開かれていた。

若いカップルが遭遇する古城での騒動を描くホラーミュージカル。
終わってみれば結構なSFでした。
古城の主フランクン博士がトランスセクシャルトランシルバニア人というのも、ダジャレなノリなんですが、ボンデージファッションに身を包んだティム・カリーの風貌には、サランドン姐さんと一緒に卒倒したくなります(笑)



お話はまぁ、しっちゃかめっちゃかなまでに、性とモラルを超えた事件が起こるわけですが
クライマックスには何か刹那的なものが胸を通り抜けるのね。
異端なもののもつ哀しみというのかな。

あと、途中途中の歌と踊りが楽しくて、教授(?)の「はい、手を腰に」の掛け声にあわせ
つい一緒に腰を回してしまうしね(笑)

この楽しさと切なさのミックスが人気の秘密なのかなぁという気がしますね。
そもそもは舞台の方が先だったらしいですが、40年経った今も世界の各地で盛況を博しているというのだからたいしたものです。



まだ若きスーザン・サランドンが可愛らしいですね。
ほぼ下着姿で歌まで披露してくれます。
『ザ・パークス・オブ~』のエマ・ワトソンも劇中劇でジャネットを演じてました。
ちなみにティム・カリー役をエズラ・ミラー君(汗)



★★★☆