しまんちゅシネマ

映画ノート

【映画】グリース





みんな「懐かしい~!」と思うでしょうけど、ちゃんと観てなかった私はほぼ初見です(笑)
グリース(1978)アメリ
原題:Grease
監督:ランザル・クレイザー
出演:ジョン・トラボルタ/オリヴィァ・ニュートンジョン/ジェフ・コナウェイ/ストッカード・チャニング
日本公開:
サマー・バケーションで知り合ったダニー(ジョン・トラボルタ)とサンディ(オリヴィア・ニュートンジョン
バケーションの終わりとともにひと夏の恋を思い出にすべく別れるが
父親の仕事の都合で、サンディはなんとダニーと同じ高校に通うことに。
そうとも知らず偶然学校で再会した二人。
しかし不良グループを率いるダニーは、仲間の手前、ツッパった態度でサンディを失望させる・・・

元は舞台という作品を『サタディ・ナイト・フィーバー』でブレイクしたトラボルタと、ポップス界の人気者オリヴィア・ニュートンジョン主演で映画に、若者の恋の悩みや成長を描く学園モノミュージカルです。



タイトルのグリースは、勿論リーゼントを決める整髪料のこと。
舞台となる50年代というのは、音楽やダンスもロカビリー調から、ロックンロールへと変わっていく時期かな。
当時30歳のオリヴィアの高校生役というのはちょっときついものがあったけど
リーゼントで髪を固め、キレのいいダンスで腰を振り、甘い歌声を聴かせてくれるトラボルタはさすがに時代の寵児と思うところ。
青春モノに付き物のカーレースは迫力に欠けるし、今見ると色々に時代は感じるものの、
ミュージカルシーンははちゃめちゃに楽しいし、恋や夢や友人関係など、高校生なりの悩みを乗り越えてそれぞれがあるべきところに落ち着く様子が爽やかでした。

終盤のオリヴィアの変身には思わず「おーーっ!」ってなっちゃうよね。
歩み寄りも大事だけど、どうせなら自然体でありたいし、一緒に楽しめればそれが最高。

こんなミュージカルなら好きですよ。

ちなみに、お二人は昨年暮れにデュオクリスマスアルバムをリリースしてますね。