しまんちゅシネマ

映画ノート

ロード・オブ・セイラム


『トランス』からは無理やり「魔女」で繋げました

魔女裁判で有名なセイラムを舞台に、魔女の呪いが蘇るさまを描くホラー『ロード・オブ・セイラム』
まもなく日本公開のロブ・ゾンビ監督の新作です。
ロード・オブ・セイラム(2013)アメリ
原題:The Lords of Salem
監督:ロブ・ゾンビ
出演:シェリ・ムーン・ゾンビ/ブルース・ディビソン/ジェフリー・ダニエル・フィリップス
日本公開: 2013/9/28
昨年ボストンに行ったときに、セイラムにも行き、魔女ミュージアム魔女裁判の寸劇を見たりしたので、
ロブ・ゾンビがセイラムを舞台に魔女の映画を作ると聞いて楽しみにしてました。

シェリ・ムーン・ゾンビ演じるラジオのDJハイジの元に一枚のレコードが届く。
それが鍵となって、魔女の呪いが現在に蘇る・・という話。

魔女裁判で処刑された者たちが本当に魔女だったのかとか、そんな話を勝手に期待してたのもあって、思ったのと違いました。

次第に生気を失い、かつてのようにドラッグに嵌り壊れていくハイジの苦痛は、延々と続く拷問を見るかのごとく
あるシーン含め『ローズマリーの赤ちゃん』を思わせますね。

サイケなビジュアルと音楽で表現されたオカルトは監督らしいし、アートと考える人もいるかもしれない。
ただし、この世界観は好みが分かれそう。



個人的には、階下に住む3姉妹が不気味でその存在感が面白かったで彼女たちは結局何者だったんだろうかw

ハイジが標的とされるのには理由があったのだけど何故今になって?という理由もイマイチ分からなかったし
ラストシーン含めもう少し説明して欲しいと思う部分が多かったな。

冒頭からしこたまおばちゃんたちのヌードを見せられるで、ご注意くださいw