しまんちゅシネマ

映画ノート

マイティ・ソー ダーク・ワールド




マイティ・ソー』の続編『マイティ・ソー ダーク・ワールド』を観てきました。
近所の映画館、『悪の法則』に続いてまたお一人様だった・・(泣)
マイティ・ソー ダーク・ワールド(2013)アメリ
原題:Thor: The Dark World
監督:アラン・テイラー
出演:クリス・ヘムズワースナタリー・ポートマントム・ヒドルストンアンソニー・ホプキンスステラン・スカルスガルド
日本公開:2014/2・1
アベンジャーズ”の戦いから1年。ロンドンで原因不明の重力異常が発生し、天文物理学者のジェーンが調査に当たるが、地球滅亡の鍵となる“ダーク・エルフ”の力をその身体に宿してしまう。恋人の身を案じたソーはジェーンをアスガルドへと連れていく・・。

 前作から2年ぶりの続編ですが、間の『アベンジャーズ』もしっかり組み込まれているのが面白い。
ロキ(トム・ヒドルストン)は『アベンジャーズ』の暴走を処され、アスガルドで牢獄生活(笑)
ソー(クリス・ヘムズワース)は何かと忙しくジェーン(ナタリー・ポートマン)と再会の約束も果せないまま2年が過ぎています。『アベンジャーズ』で地球に行ったときもジェーンの無事を確認しただけだったよねw
でも、ソーは空からチェックしてて、地球でのジェーンの異常も察知したというわけ(笑)
しかしジェーンを救おうとしたソーは祖国アスガルドと家族を危険にさらすことになります~。

 初登場で1位と快調な滑り出しの今回の続編、人気の影には密かなロキブームがあるんですよね。こちらでも公開前ロキの話題で持ちきり。主役のヘムズワースかたなしでお気の毒。

 あけてみると、思ったよりもロキの出番が少なく残念でしたが
それでも、ソーに助っ人を頼まれ、娑婆に出たロキのテンションが高さには爆笑w
悲しみや怒りなど、感情表現のうまさにもあらためて感心したし、存在感のある演技は見所のひとつ。
破壊型ヘムズワースの力技に対し、ロキのシャープなアクションも光り、双璧の活躍ですね。

 映画としてはそれなりに楽しめるものの、容姿のせいか、悪役に魅力がないのが面白みに欠けるところ。
ソーとジェーンのロマンスも、それほどときめくものでないのも残念かなぁ。見つめあう二人に愛を感じないんですよね(笑)ソーは『アベンジャーズ』からすっかりお兄ちゃんっぽくなって、前作での天然っぽい魅力が影を潜めた気がする。 
全体的にはエモーショナルな盛り上げが足りないのも不満。
予告か何かで観たはずの「うわぁーーん(泣)」なシーンも本編ではなかったので、あえて削ったんでしょうね。神々の国アスガルドの映像は見ごたえがあり、特に今回はお葬式の映像が幻想的で美しかった。スペクタクルな映像と怒涛のアクションで魅せてくれるものの、3Dの効果は低めでした。

 また続編があるかな。
あるとしたら、ソーとジェーンの間に邪魔が入り、ちょっとした三角関係に発展しそうな気配はちょっと楽しみ。
ロキも加えて4角関係なんてことになると、最高に楽しそうだなぁ。
ソーのハートを射止めるのはジェーンかロキか・・
え?(笑)

気に入ってるのでまた出す↓w



これは上海の映画館が、ファンが作ったフェイクポスターを間違って使ったってことで話題になりました。

で、インタビューでこのポスターをスマホで見せられたお二人
ソー「ワーォ こりゃいいね。一枚欲しいわ」
ロキ「どこに飾るんだよ」
ソー「部屋の壁に」
ってな会話があったんですが


OK
ってことで、こんな画像まで作られてました。ハハハ・・・w