【映画】ウィンチェスターハウス アメリカで最も呪われた屋敷
ウィンチェスターハウス アメリカで最も呪われた屋敷(2018)
Winchester
Winchester
あらすじ
娘と夫を突然の病気で次々と亡くした未亡人サラ・ウィンチェスター(ヘレン・ミレン)はウィンチェスター銃によって命を落とした人々の亡霊から逃れる為、一族の膨大な財産をつぎ込み365日24時間、妄信的に屋敷の増改築を繰り返していた。サラの精神鑑定のために“ウィンチェスターハウス”に送り込まれた精神科医のエリック(ジェイソン・クラーク)は屋敷の中に厳重に閉じられた禍々しい部屋があることを発見する・・・。
娘と夫を突然の病気で次々と亡くした未亡人サラ・ウィンチェスター(ヘレン・ミレン)はウィンチェスター銃によって命を落とした人々の亡霊から逃れる為、一族の膨大な財産をつぎ込み365日24時間、妄信的に屋敷の増改築を繰り返していた。サラの精神鑑定のために“ウィンチェスターハウス”に送り込まれた精神科医のエリック(ジェイソン・クラーク)は屋敷の中に厳重に閉じられた禍々しい部屋があることを発見する・・・。
ホーンテッドマンションとして知られるウィンチェスターハウスにまつわる 実話をベースにしたホラーです。
音でビビらす系のホラーに耐性が低くなったもので、劇場鑑賞を見送ったんですが、DVDになったので観ました。
ウィンチェスターと聞いてウィンチェスター銃を思い浮かべる西部劇ファンは多いでしょう。
性能の高さから製造元であるウィンチェスター家は大変な財を築くものの、銃で命を落とした人により呪われ、しかも死者の魂を鎮めるために、家を増築し続けなきゃいけなかったなんてね。これが実話だってことにまず驚き。どうしてこれが今まで映画にならなかったかな。私が知らないだけか?
性能の高さから製造元であるウィンチェスター家は大変な財を築くものの、銃で命を落とした人により呪われ、しかも死者の魂を鎮めるために、家を増築し続けなきゃいけなかったなんてね。これが実話だってことにまず驚き。どうしてこれが今まで映画にならなかったかな。私が知らないだけか?
別段名医というふうでもないプライスにお呼びがかかったのは何故なのか。その辺りをミステリアスに描いたのはいい。ただ謎を後半まで引っ張りすぎるため、キャラが曖昧で、せっかく彼の目線で一緒に恐怖を体感できるのだけど、物語を引っ張り切れないのはいただけなかった。
あと、納得がいかないのが、スピリチュアルなものの扱いなんですよね。それで解決になるのかと、ちょっとモヤモヤ。個人的には迷える魂は浄化させてあげたかった。そしたらもっと優しいホラーになったんじゃないかな。
題材もゴシックな雰囲気もいい。映画に厚みを与えるヘレン・ミレンの存在も良かっただけに、少し残念に思ったのでした。
アンガス・サンプソン