しまんちゅシネマ

映画ノート

ライラにお手あげ


2007年(米)監督: ピーター・ファレリー/ボビー・ファレリー出演: ベン・スティラーミシェル・モナハンマリン・アッカーマン/カルロス・メンシア【ストーリー】40歳まで独身を貫いてきたスポーツ用品店経営者のエディは、父親(ジェリー・スティラー)と親友のマック(ロバート・コードリー)からプレッシャーをかけられ、サンフランシスコで出会ったライラと交際を始め、衝動的にゴールイン。しかし、新婚旅行の目的地であるメキシコに向かう途中で本性を現したライラに衝撃を受けたエディは、とんでもない過ちを犯してしまったことに気付いてしまう。さらに、ようやく到着した目的地で出会った女性、ミランダ(ミシェル・モナハン)に惚れこんでしまい・・・。 
■感想
なぜかうちの旦那はベン・スティーラーが好きみたい。
10/5から全米公開になった本作。テレビでCMが流れるたびに「これ行かんといけん」と言ってたのを鼻で笑ってたんだけど
本気だったらしい。

私はニール・ジョーダン&ジュディ・フォスターの「Brave One」観たかったんだけどなぁ。

で、予習もせずに観に行った訳なんですけどね、
途中から「もしかして、これってファレリー兄弟???」と気付いちゃいました。ヾ(´∀`*)ノ

そもそもは72年の同名映画のリメイクらしいんですね。邦題は「ふたり自身」

ベン・スティーラーが演じるのは40歳越えの独身男エディ。恋人は出来ても結婚に踏み切る事が出来ない彼でしたが 、
街で出会ったライラ(マリン・アッカーマン)とついに結婚。
新婚旅行先のメキシコで、ライラの行動の一つ一つが鼻につくようになる。。ふむ。
でもって、ビーチで出会ったミランダ(ミシェル・モナハン)のいいとこばかりが目についてしまうからさあ大変というお話です。


これね~、正直微妙です。
ベンの新作ってことで期待したんだけど、日本公開されないかもね~。
あ、私がファレリー兄弟のテイストを理解してないだけかなぁ。
メリーに首ったけ」も「愛しのローズマリー」も実は嫌いなの。

確かに笑える部分は多いんですが、ちょっとやり過ぎでしょー。だんだん引いてきちゃたよ。
R指定で、セックス描写もかなり過激。
身障者は出てこないものの、新妻ライラの扱いが凄い。目がテンになるシーンもいくつかありました。
奇麗な女優さんなのによくこんな役やったなぁ。私なら引き受けません。って、オファーがないって!^^>"


ベンもね~、もっと誠実な役やらせてあげて欲しいなぁ。

妻以外の女性を好きになってしまって悩める主人公。
一途にミランダを追って。。といういい感じに展開してくれればまだよかったんだけどね~。
浮気性で不誠実な主人公に共感できません! 男性は共感できるんだろうか???



金曜日に公開されて2日のみの集計で初登場2位につけてるけど、これあまりヒットしない気がします。

それにしてもファレリー兄弟、恐るべしデス。
兄弟でこんなネタ考えて喜んでる姿想像するとちょっと怖いよ。

もしも公開の日の目をみたら観てみてくださいな。





★★★☆☆