しまんちゅシネマ

映画ノート

いとこのビニー


1992年(米)監督:ジョナサン・リン出演:ジョー・ペシラルフ・マッチオマリサ・トメイ/ミッチェル・ホイットフィールド/フレッド・グウィンレイン・スミス/オースティン・ペンドルトン/ブルース・マッギル/モーリー・チェイキン/ジェームズ・レブホーン【ストーリー】ささいなことから殺人の疑惑を受けてしまった大学生のビルとスタン。“確か親戚に弁護士を開業しているのがいるはずだ”とビルは久しく会いもしない従兄のビニーを呼びつける。
■感想
滞在先のホテルで観ました。
かなり久しぶりでしたが、これ結構好きでTVでやってるとつい観てしまう一本なんです。

旅行中立ち寄ったコンビニ殺人事件の犯人の疑惑を受けた青年が、ニューヨークで弁護士をしているいとこのビニーに弁護を依頼します。

ところがビニー、何度も司法試験に落ち、実はまだ法廷に立ったこともないど新米。
しかもその風貌はどう見ても弁護士には見えない。
果たしてビニーは殺人の容疑を晴らし、いとこを救うことができるのかというお話です。

主演の弁護士ビニーは『リーサル・ウェポン』のジョー・ペシ
ホーム・アローン』でもカルキン君に痛めつけられるこそ泥でしたっけ。

どう見ても新人弁護士に見えないビニーが、フィアンセのモナ(マリサ・トメイ)を連れ立って法廷に参上。

モナに尻に敷かれっぱなしのペシとマリサのコンビも楽しく、裁判官とのやりとりも面白い。
新米ペシが思いがけず見事に証言を崩していくあたり、法廷劇としても観応えがあるんですね。

マリサ・トメイに至っては、本作でアカデミー助演女優賞まで獲っちゃいました。
はすっぱで一見頭弱そうなモナが、自動車修理工一家の知識を活かし、法廷で鮮やかな証言をするシーンはお見事で、
マット・デイモンも真っ青なうんちく長台詞には拍手! 痛快です。

しかもこの頃のマリサのスタイルの良さにも目が釘付けになりますね。
今年は『その土曜日~』でまたまたナイスバディを見せてくれましたが、彼女この間ずっとこのスタイルをキープしてきたのかと思えばそうではない。『イン・ザ・ベッドルーム』の時なんて、かなり大根足になってたし。
途中でダンス映画に出演してるけど、やっぱりダンスがいいのかな。と、映画に関係ないですが、、独り言です^^;

最後は何気に爽やかに感動。面白い法廷コメディに仕上ってます。



★★★★☆