しまんちゅシネマ

映画ノート

半魚人の逆襲


1954年(米)監督:ジャック・アーノルド出演:ジョン・エイガー/ロリ・ネルソン/ジョン・ブロムフィールド/ロバート・B・ウィリアムズ デイヴ・ウィルロック/チャールズ・クレイン/クリント・イーストウッド
■感想
イーストウッドのデビュー作ということで観ました(笑)

これ一応シリーズものらしく、『アマゾンの半魚人』の続編ということになってます。
前作は観てませんが、、(というか、ディスクの中に3部全部収録されてましたが観てません^^;)

本作はアマゾンに暮らす半魚人を、若もの二人が捕獲にやって来たところから始まります。
ブラックラグーンにやってくると、いました、いました半魚人! ってか、早っ!!
じらすということを知りませんな。
あっという間に姿を現した半魚人を水中爆破という無茶な方法で失神に追い込み、水族館へ連れ帰ります。

原爆以来の科学大ニュース^^;と評判になっているところに、研究を申し出たのがファーガソン教授。

教授は、生物学者を目指す女子大生ヘレンと水族館で出会い、恋に落ちます(笑)
半魚人研究はどこへいったのか、美人のヘレンといちゃいちゃ(*>∀<*)
で、失神から覚醒した半魚人がヘレンに目をつけるわけですね。

とは言え、半魚人「うが~!!」とかしか言葉を発しませんので、ヘレンを見つめるその眼差しで恋心を見せてくれますw

まぁ、水族館につながれたまま大人しくしているわけにもいかないので、大暴れして脱出。
そこから何故かヘレンへのストーカー行為が始まる、、というお話ですな(≧∇≦)




おっと、イーストウッドはと言うと、、
ファーガソン教授の研究所の助手として登場し、笑わせてくれます。

助手:「教授、動物に餌を十分に与えていれば他の動物に手を出さないというのは確かですか?」
(猫とネズミが3匹入った檻を指して)「昨日はちゃんとネズミが4匹いたのに、今日は3匹しかいません。
 あとの一匹は多分猫のお腹の中にいるんだと思いますよ。」
教授:「ちゃんと餌はやったのか?」
助手:「勿論ですよ~!!」 と言って、白衣のポケットに手を入れ、ネズミを取り出しながら
   「あれ~?どうしてこんなころに入っちゃったんだろ。。」

これがイーストウッド、映画デビューの全台詞ですね。はっきり言ってストーリーには何の関係もありません。
でも若くてカッコいいので↓TV画面をデジカメで撮ってみた(笑) 



作品としては流石B級というわけで、ツッコミどころ満載ですが、そこが逆に面白いですね。
クリーチャーの造形は良くできてましたよ。



★★*☆☆