セブンティーン・アゲイン

２００９年（米）監督：バー・スティアーズ出演：ザック・エフロン／レスリー・マン／トーマス・レノン／ミシェル・トラクテンバーグ／スターリング・ナイトメロラ・ハーディン／マシュー・ペリー／タイラー・スティールマン／アリソン・ミラー

■感想
『ヘアスプレー』『ハイスクール・ミュージカル』のザック・エフロン君主演の青春ファンタジーです。
これは実はホラー祭り中、心の平穏を求めて観たのよね。

ザック君が演じる１７歳のマイクは将来を期待される高校バスケット部の花形プレーヤー。
ところが大学のスカウトが待ち構える大事な試合中、恋人スカーレットの妊娠を知り
マイクはバスケを諦めスカーレットとの結婚を選択。

そして時は過ぎ、マイクは３７歳に。
何故かザック君はマシュー・ペリーになっちゃった（笑）

しかもマシューなマイクは１７歳の決断に後悔の気持ちを持ち続け
仕事にも結婚生活にも、とにかく全てに満足出来ないつまんない男になってたんですな。

もしもあの時違う選択をしていたら、人生もっと違っていたはず。
誰しもそう思うことはあるでしょう。

んじゃ、その時点に戻ってもう一回やり直してみるか？ってのを映画にしちゃったのが本作なんだね。

再び１７歳に若返ったマイクを演じるのは勿論ザック君。
彼はとにかくキッズ＆ティーンの間では絶大な人気を誇り、文房具コーナーではあらゆるものにザックくんが。
ディズニーの力は凄いと思っていたけど、ザック君にはそれだけではない魅力があることを再確認。

高校生に戻ったザック君はいつものカッコいいお姿のはずなのに、なんか他の高校生と違うんだな。
息子（アレックス・オドネル）ともクラスメートになってしまうんだけど、なんだか若さが違う。
早い話がザックくんだけオッサン臭いw　意外にも芸達者な彼をニヤニヤしながら見ちゃいました。

予定調和であるものの、時空ものを一ひねりしたファンタジーで
最後は家族の大切さに気付くことができる心暖まるものでした。

もしも今、夫婦間が上手くいってないとか、人生に後悔しまくりの人とかいたら、これ観てみるといいかも。
自分の気持ちが変われば人生好転することって、たくさんあるような気がするから。

お薦め！
星も半分追加です。

★★★★☆