コララインとボタンの魔女
「クリスマスに愛を」3本目 本当の愛を見失わないように『コララインとボタンの魔女』
2009年(米)監督:ヘンリー・セリック声の出演:ダコタ・ファニング/テリー・ハッチャー/ジョン・ホッジマン/イアン・マクシェーン ドーン・フレンチ/ジェニファー・ソーンダース■感想
ニール・ゲイマンの『コララインとボタンの魔女』を『ナイトメア・ビフォア・クリスマス』の監督ヘンリー・セリックが
映画化した、ちょっと不思議な冒険ファンタジーです。
先日発表されたAFI選出ベストムービーの10本にも選ばれていましたね。
コララインは新しい土地に引っ越して来た女の子。
両親は忙しく、まだ友人のいないコララインは一人退屈に家の探索をするうちに、別世界に通じる小さなドアを発見!
両親は忙しく、まだ友人のいないコララインは一人退屈に家の探索をするうちに、別世界に通じる小さなドアを発見!
ドアを抜けると、そこにはコララインのお家そっくりのもうひとつの家が。
そして不思議なことに、そこにはボタンの目をしたもうひとりのママとパパがいるのです。
「ようこそコラライン。人は誰ももうひとりのパパとママがいるのよ」
そして不思議なことに、そこにはボタンの目をしたもうひとりのママとパパがいるのです。
「ようこそコラライン。人は誰ももうひとりのパパとママがいるのよ」
もうひとりのママの作るお料理は美味しいし、ここは楽しいことがいっぱい。
こっちの世界もなかなかいいぞ。そんなコララインに、ママが一言「ずっとここにいてもいいのよ。」
でも条件が一つ。それは目にボタンを縫い付けること!
こっちの世界もなかなかいいぞ。そんなコララインに、ママが一言「ずっとここにいてもいいのよ。」
でも条件が一つ。それは目にボタンを縫い付けること!
このあたりからもうひとりのママが本性を現し始め、ホラーっぽくなってくるんですね~。
やとのことで家に逃げ帰ると、今度は本物の両親の姿が見えない。
しかもドアの向こうの世界に取り込まれ魂を奪われたゴーストたちの存在を知り
コララインは勇気を出して、両親とゴーストたちの魂を取り戻すために立ち向かう。いうお話。
しかもドアの向こうの世界に取り込まれ魂を奪われたゴーストたちの存在を知り
コララインは勇気を出して、両親とゴーストたちの魂を取り戻すために立ち向かう。いうお話。
我が家のTVも3D用の装置を買えば3Dで観れるのだけど、今回は2Dでの鑑賞。
この映画の言わんとすることは、本当に自分を思ってくれる人を見失わないようにということかな。
ボタンをつけられたら、魂を無くしてしまう。
それは自分で判断する目を無くしてしまうということでもあるのでしょう。甘い誘惑にはワナがあるしね。
ボタンをつけられたら、魂を無くしてしまう。
それは自分で判断する目を無くしてしまうということでもあるのでしょう。甘い誘惑にはワナがあるしね。
映像的にちょっと不気味なところがあって、小さな子供にはトラウマになっちゃうかもです。
それともう少しストーリーがスッキリしてるといいかなと思いますね。
それともう少しストーリーがスッキリしてるといいかなと思いますね。
それでも『ナイトメア~』同様、パラレルな世界の映像は楽しくてワクワク、
勿論後半は怖い感じになるんですけどね。子供のちょっとした動作も可愛らしく楽しめます。
勿論後半は怖い感じになるんですけどね。子供のちょっとした動作も可愛らしく楽しめます。
しかし、ストップモーションアニメでの製作、いったいどれだけの時間を費やしてるんでしょう。
コララインの声はダコダ・ファニング。なんでも器用にこなしますね。
日本で2月に公開も決まっているようです。
日本で2月に公開も決まっているようです。
★★★★☆