しまんちゅシネマ

映画ノート

ドリームスケープ


オスカーを騒がせそうなイイ男特集 クリストファー・プラマー!!


プラマーさんは『人生はビギナーズ』でゲイのおじいちゃんを演じ助演男優賞最有力とされてますね~。
今日はプラマーが悪役を演じたSFアクションホラー『ドリームスケープ』を観ました。

 
ドリームスケープ (1984) アメリ
監督:ジョセフ・ルーベン
出演:デニス・クエイドマックス・フォン・シドークリストファー・プラマーエディ・アルバート
    ケイト・キャプショー
 
怖い夢をみてうなされた経験あるでしょ。
毎日ともなると、それは心に気になることがあるからに違いない。
悪夢に悩まされている人の夢の中に入り、その根源を探って悪夢を断つ!
そんな画期的なプロジェクトが展開するのが本作です。
 

超能力を持つデニス・クエイドは、ある研究所から依頼を受け
いやいやながらも、そのプロジェクトを実行する任に就く。
でもその裏には、プロジェクトを悪用する政治的陰謀が絡んでくるんですね。
 
陰謀を企てる悪役にクリストファー・プラマー
その目的は大統領の暗殺!
 


クエイドは夢の中に入って、悪もの退治をするわけだけど
彼はこういうヒーロー的な役柄が似合いますね
夢の中に侵入して、現スピルバーグ夫人であるケイト・キャプシャーとHしちゃったり
そんなやんちゃなところもいい。
 

夢だから何でもあり!で、子供の悪夢から生まれたこんな怪獣が登場するし
エルム街の悪夢』的なホラーな描写も楽しいです。
ちなみにポスターはなぜか『インディジョーンズ』風だけど、こんなシーンはありませんw
 
 

今では可愛いおじいちゃんが似合うプラマーさんだけど
こういう静かながらも存在感のある悪役もはまりますね。
ゲイを演じたってことで、今年はアカデミー的にポイント高いかも(笑)
 

真の科学者を演じるマックス・フォン・シドー
助演男優賞の候補とされてますが、それはまた後ほど。
 
インセプション』の四半世紀も前に「他人の夢の中に入る」というアイディアが生まれていたのは画期的。
ダンカン・ジョーンズ監督の『ミッション 8ミニッツ』にも通じるところがあるし
色んな映画に影響を及ぼしてるかも。
面白かったよん!