しまんちゅシネマ

映画ノート

ブレイクアウト


 ニコラス デビュー30周年!
ってことで、ぴあ映画生活さんのところでキャンペーンしてたので
今週末公開のこちら観てみました。
ニコラス・ケイジニコール・キッドマン共演、
ジョエル・シューマッカー監督のサスペンスとなると期待もしますわね。



ダイヤモンドディーラー・カイルは、妻のサラと娘のエイヴリーと豪邸に暮らしていた。そんな時、覆面武装をした4人の強盗が一家に襲い掛かる。
サラを人質にとられダイヤモンドの入っている金庫を開けろと脅されるが、彼にはどうしても渡せない秘密があった。(ぴあ映画生活より)


ダイヤモンドディーラーの金持ち宅が強盗に押し入られたというサスペンス。

強盗に押し入られ金を要求されるけど、家の主人であるニコちゃんは
金庫を開けようとしない。
それには秘密があった! ってことなんですが・・・

身体を痛めつけられながらの強盗との押し問答が延々と続く映画です。
はっきり言って10分でいいだろって話を40分以上もやられた日にゃ、
いい加減にしろと言いたくなる。
途中でよっぽどやめようかと思ったんですが、結末は気になる(笑)

強いて見所を挙げるとすると、
強盗は何故この家に押し入ったのかというところ。
そして、ニコール演じる妻は、多忙な夫にほったらかしにされ
金持ちだけど幸せとは言えない毎日を送っていることから
夫婦の信頼関係が観客には見えてこず、
どっちに転ぶかわからないのは面白いところかな。

あと、壁にぶち当てられたり殴られたり
こんな痛い目に遭うニコールを見れるのは貴重ですよね。
抵抗するプチアクションな彼女もなかなか。

まぁ、終わってみれば家族の再生の物語ではあるけれど
お金を中心にした話で、映画としての魅力に欠ける。

ニコール、ニコラスのニコニココンビが出る映画じゃないだろ!
というのが正直なところ。

あ、お祝い記事になってない(/∀\*)

日本公開は6/23~
★★☆